会計ってどうして勉強するの? ~ 会計を学ぶ価値 ~ 前編
会計を勉強する価値って、何でしょう?
何かの価値を考える場合、それがなかったらどうなるのかを考えると探しやすいです。
会計の価値を考えるために、もしも会計がなかったらと考えてみましょう。
■資金繰り表が作れない
⇒ 支払いが遅れる可能性が高まります。結果として、会社の信用損失に繋がりかねません。
■利益が出ているかわからない
⇒ 商品・サービス1つ当たりの原価を正しく計算できないので、正しい利益の算出は不可能です。
■会社の車両や機械が壊れた時に突然の出費がやって来て困る
⇒ 会計のノウハウがなければ、積立金の算出もできません。買い替えが必要になった時に困ります。
他にも想定できる出来事はあると思います。
「だったら、必要なテーマだけ勉強すれば良いのでは?」
はい、私もそう思います。
「会計のエキスパートを目指す!」というなら、話は別ですが。
年商1千万円前後の会社を経営する上では、キャッシュフロー計算書(簿記2級では勉強しないような難しいテーマ)を勉強する必要性はないと、私は思います。
会計がないことの一番の問題、それは、
お金に意識が向かなくなることです。
お金に意識が向かなくなるとどうなるか?
実は大変なことになってしまうことが多いのです。
次回は4月20日に更新の予定です。
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