万が一、売上が下がったその時に(前編)
長い間事業を営んでいると、売上が長期間に渡って下がる時があります。
毎日が不安で眠れなくなる時もあります。
今日はそんなときに思い出して頂きたいことをまとめました。
今、売上が下がっている方は是非ともご一読下さい。
独りにならない
精神的に追い詰められ、不眠症になることもあります。
毎日朝起きると襲ってくる支払への焦燥感。
こんな時に一番危ないのは、独りで抱え込んでしまうことです。
経営者は孤独に陥りやすいのです。
頂点にいる人間にしかわからない辛さというものはあります。
それでも、誰かに相談して頂きたいのです。
独りでいると辛さに拍車がかかります。
頭の回転が悪くなり、判断能力が低下します。
人に相談することは悪いことではありません。
困った時に助けてもらったら、次はみなさんが困っている人を助ければ良いのです。
生活レベルを落とす
「出ていくお金」が「入ってくるお金」より少なければ、経営は破綻しません。
入ってくるお金が少なくなったら、出ていくお金を減らしましょう。
「裕福な生活」から「質素な生活」にするのはとても辛いことです。
しかし、質素な生活を「お金を大切にする生活」と考えたら、お金さんが寄ってきてくれるかもしれません。
「バブリーな生活」をしているとお金を大切にしなくなることがあります。
お金さんが逃げるのは当然の結果なのです。
売れるものは売る
昔、事業再生の仕事に従事している方から聞いた話です。
会社がつぶれそうなのにポルシェやベンツを手放さない経営者がたくさんいる、と嘆いていました。
私は、事業が傾き資金繰りに困った時に、サーキットで走っていたバイクを売りました。
断腸の思いでした。涙が出ました。
悔しさをバネにして必死に働きました。
半年後、月の売上高が過去最高を記録しました。
今の屈辱は明るい未来のためにあるのです。
後編は、近日中に公開の予定です。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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