「お金がない!」が招く現実 ~ 潜在意識から ~
こんにちは。
今回は、「お金がない!」が招く現実を、潜在意識に焦点を当てて考えてみましょう。
「潜在意識って何?」というみなさまは、前回のブログ(↓コチラ)を先にお読み下さい。
さて、「お金がない!」という言葉を口にしている時、同時に顕在意識の中でも「お金がない!」という状態を考えています。
正確に言うと、「お金がない!」という言葉の主体は自分なので、「私にはお金がない!」となります。
↓コチラの図にありますように、顕在意識と潜在意識は繋がっています。
そのため、「お金がない!」と口走り考えている時、潜在意識の中にも「お金がない!」ということを刻み込んでいることになるわけです。
いわゆる「思い込み」というものです。
また、「お金がない!」という言葉は、潜在意識の中では「(私には十分な)お金が(入ってこ)ない!」というイメージを作り出しています。
「お金がない!」のは、お金が入ってこない結果だからです。
「(私には十分な)お金が(入ってこ)ない!」と繰り返し口走るたびに、無自覚に深く刻み込まれていきます。
この刻み込まれて行くマイナスの「思い込み」がどんどん増えて大きくなると、潜在意識の中はこのマイナスの「思い込み」で一杯になってしまいます。
この「思い込み」(=信念)を抱くメカニズムは、ABC理論として提唱されています。
よろしかったら、ご参照下さい。
この「お金がない!」という思い込みは、実際にどのような結果(ABC理論のC)に繋がるでしょうか?
例えば、月末の支払が100万円必要なのに、預金残高と入金の予定が80万円しかなく、支払ができない!という危機的状況(出来事)を迎えたとします。(ABC理論のA)
ここで「お金がない!」という思い込み(ABC理論のB)を持っているとどうなるでしょうか?
結果(ABC理論のC)として、「お金がないから払えない」となるでしょう。
これが小切手だったら、不渡りを出し倒産の危機を迎えるでしょう。
では、「お金がない!」という思い込みがない経営者さんならどうするでしょう?
同じように「支払ができない!」という危機的状況(出来事)を迎えたとします。(ABC理論のA)
「お金がない!」という思い込みがなければ、「支払ができない」なんて結果(ABC理論のC)も考えません。
経営者なら、何としてでもお金を集めます。
最悪、自分が永年愛してきたバイクを売ってお金にすることだってあるんです。
涙が出ましたけどね。(笑)
「お金がない!」という思い込みを持っていると、例えば次のような事態も考えられます。
「もっと稼ぎたい!」と願い、さらに頑張って働こうとした場合、
「お金がない!」⇒「私のところにはお金が入ってこない!」と考えている人のところには、結果としてお金は入ってこないでしょう。
「お金がない!」という何気ない口癖は、このような現実を招く恐れがあります。
では、どうしたら良いのでしょうか?
近いうちにまた改めて科学したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。