会計ってどうして勉強するの? ~ 会計を学ぶ価値 ~ 後編
今回はお金に意識が向かなくなるとどうなるか?について考えてみましょう。
前編をまだお読みでない方は、↓こちらからお願いします。
まず、キレイごとを除いて、企業=利益追従団体です。
会社の使命や理念、やるべきことを語るのも大切です。
しかし、利益が出せなければ大切な従業員さんのお給料が払えず雇用を守れません。
そして、商品・サービスを提供することができなくなります。
ひいては、家賃や光熱費などの経費を払うことすらできなくなります。
やがてその会社は潰れます。
会計について学ぶことで、意識がお金に向かっていくようになります。
「いくら儲かってるかな? 」「いま会社にいくらあるかな?」と常日頃から考えられるようになります。
お金さんの立場からすると、意識を向けられている、つまり「自分を見てくれている」ということになります。
常日頃からお金に意識を向け大切にしていると、気がつくとお金さんと仲良くやれていることが多いのです。
では、お金さんに意識を向けていない状態では、どうでしょう?
自分を見てもらえないお金さんは寂しくなって、その人の元を去ってしまうかもしれません。
逆に、必要以上にお金さんに執着し追いかけ回していると、やがてストーカーと間違われて逃げられてしまうこともあるかもしれません。
いずれにしても、貧乏神が微笑んで待っている可能性もありますからご注意を!
大昔、ある信用金庫の融資担当の方から聞いた話です。
「つぶれる会社の経営者って、会計を全く把握していないことが多いんです。」と。
「ドキっ!」とされたみなさん、今からでも遅くありません。
こっそりとメールを下さいませ。
会計を学ぶ価値をご理解頂き、1人でも多くの頑張っている経営者さんが報われれば幸いです。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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